簡単に手持ちのアイテムを自分好みにカスタマイズできるアイロンワッペンですが、貼り方が悪かったり、洗濯を繰り返したりしていると突然剥がれてくる場合があります。
今回は、そんな時にどうすればいいのか対処法や原因をご紹介します。
ワッペンがすぐ剥がれてしまい困っている方や、剥がれた後の対処法が分からない方はぜひ参考にしてみてください。
ワッペンが剥がれてしまう原因とは
しっかりとアイロンで付けたはずなのに、なぜワッペンは剥がれてしまうのでしょうか。
2つの原因についてお伝えしていきます。
貼る際にワッペンを触りすぎている
ワッペンが剥がれる原因として考えられることは、貼る際にワッペンを触りすぎていることです。
アイロンワッペンは裏面に付着している糊を熱で溶かし、溶かされた糊が生地に固まっていくことで貼りつく仕組みとなっています。
むやみに触ることで固まっている途中の糊が布からずれてしまい、きちんと貼りつかない原因となるので、熱が冷めるまでは触れないようにしましょう。
生地が合わない
アイロンワッペンには、貼り付ける際に相性の悪い生地が存在します。
相性の悪い生地として代表的なものは、熱に弱く吸水性が低いナイロンタイプやアクリルタイプ、伸縮性が高く厚みのあるニットタイプが挙げられます。
このような生地にワッペンを貼りたい場合は、布用接着剤と併用して貼り付けることをおすすめします。
ワッペンが剥がれてしまった際の対処法
ではワッペンが剥がれてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
オススメの3つの対処法について説明します。
一度全て剥がして貼り直す
ワッペンが完全に剥がれていない場合は、一度完全に剥がした上で再度貼るようにしましょう。
ワッペンについている糊は、熱を当てることによって溶ける仕組みとなっているので、剥がしたい場合はその仕組みを利用し、アイロンで熱を当てながらゆっくりと剥がすようにしてください。
この際に焦って一気に剥がしてしまうと生地が傷つく原因になるので、上記の作業を少しずつ繰り返し行うよう注意が必要です。
接着剤で貼る
ワッペン裏面の糊がすでに剥がれ落ちていて布に貼ることのできない場合は、接着剤で貼りつけてしまうこともおすすめです。
接着剤には様々な種類が存在しますが、自身が使用している素材が対応しているのかをしっかりとチェックするようにしてください。
また、接着剤によっては時間が経つと変色する場合があるので、色が透けてしまうような薄い生地にはなるべく使用しないようにしましょう。
生地に縫い付ける
剥がれないようにする一番の対処法は、直接生地にワッペンを縫い付けることです。
縫い目が目立たないまつり縫いがおすすめですが、縫い方によってワッペンの雰囲気が変わるので、自分好みのものを探してみてください。
ワッペンが剥がれた時は焦らず対応
今回はワッペンがすぐ剥がれた時の対処法などをご紹介しました。
万が一ワッペンが剥がれてしまっても、焦らずにゆっくりと貼り直しをすれば再度使用することができるので参考にしてみてください。
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